GPT-5.6の料金プラン比較|Free・Go・Plus・Pro
- 更新日: 2026年7月15日
- 読了目安: 約12分
GPT-5.6は、OpenAIが2026年7月9日に一般公開した最新AIモデルで、Sol(太陽)・Terra(地球)・Luna(月)の3モデル構成です。ChatGPT本体のチャットではFree・Goプランで使えず、Plus以上でSolのみが使えます。一方、ChatGPT WorkとCodexならFree・GoでもTerraが使えます。
API(プログラムから使う場合)の料金は、100万トークンあたりSolが入力5ドル・出力30ドル、Terraが2.50ドル・15ドル、Lunaが1ドル・6ドルです。
この記事で分かること
「GPT-5.6 料金」で検索している人が知りたいことは、たぶん価格表だけではありません。
無料のまま使えるのか。月20ドルのPlusで全部使えるのか。ChatGPTのチャットとCodexで使えるモデルが違うって本当か。ClaudeとGPT、どちらが安いのか。APIで使ったら月いくらになるのか。
この記事では、その全部に答えます。専門用語は、出てくるたびに平易な言い換えつきで説明します。
GPT-5.6は、契約するプランと「どの入口(Chat・Work/Codex・API)から使うか」の組み合わせで、使えるモデルが変わります。
この記事のプラン別早見表とケース試算を見れば、自分に必要なプランと毎月のコスト感を、公式ページを行ったり来たりせずに把握できます。
GPT-5.6とは?料金の前に押さえる3モデル体制
GPT-5.6とは、OpenAIが2026年7月9日に一般公開(GA)した最新世代のAIモデルです。2026年6月26日から一部の提携組織向けに限定プレビューが行われ、7月9日のGAでは初日から日本を含む全地域で使えるようになりました。
料金の話に入る前に、一番大事な前提を押さえます。GPT-5.6は1つのモデルではなく、性格の違う3モデルのセットです。
Claudeを使ったことがある人なら、SolがOpus〜Fable枠、TerraがSonnet枠、LunaがHaiku枠と対応させると分かりやすいです。
使い分けの基本はシンプルで、「設計はSol、実装はTerra、雑用(大量処理)はLuna」。この3人チームのうち、どのプランでどこから誰を呼べるかが、この記事の本題です。
モデルそれぞれの性格や違いの詳しい解説は、下の記事にまとめています。
OpenAIのプラン一覧|Free・Go・Plus・Pro・Enterprise
まず、ChatGPT側のプランの全体像です。
ここで注意してほしいのは、プランの月額はGPT-5.6のためだけの料金ではないことです。プランは「ChatGPTというサービス全体の会員ランク」で、GPT-5.6はその会員ランクに応じて使える範囲が変わる、という関係です。
プランの価格や条件は変わる可能性があります。最新は必ずOpenAIの公式発表と公式料金ページで確認してください。
プラン別・GPT-5.6早見表|ChatとWork/Codexで違う
ここがこの記事の主役です。
GPT-5.6の分かりにくさの正体は、同じプランでも「どの入口から使うか」で使えるモデルが違うことです。入口は3つあります。
- ChatGPT本体(Chat): いつものチャット画面。質問して回答をもらう使い方
- ChatGPT Work / Codex: Workは複数ステップの業務を自動でこなして成果物を返すエージェント製品、Codexは開発・実装用のAIツール
- API: プログラムから呼び出す使い方。サブスクとは別の、使った分だけ支払う契約です
この3つの入口とプランを掛け合わせたのが、次の早見表です。
| プラン | ChatGPT本体(Chat) | ChatGPT Work / Codex | API |
|---|---|---|---|
| Free | 使えない | Terraのみ | 3モデルすべて(従量課金) |
| Go | 使えない | Terraのみ | 3モデルすべて(従量課金) |
| Plus | Solのみ(推論レベルMedium以上) | Sol・Terra・Luna+effort設定 | 3モデルすべて(従量課金) |
| Pro | Sol+Sol Pro | Sol・Terra・Luna+effort設定 | 3モデルすべて(従量課金) |
| Enterprise | Sol+Sol Pro | Sol・Terra・Luna+effort設定 | 3モデルすべて(従量課金) |
この表から読み取れる、意外なポイントが3つあります。
- 無料でもGPT-5.6に触れる。ただしChatではなく、ChatGPT WorkかCodexからTerraを使う形です
- Plusに入っても、Chatで使えるのはSolだけ。TerraとLunaをChatのモデル一覧から選ぶことはできません
- APIはプランと無関係。ChatGPTのサブスクに入っていなくても、APIなら3モデル全部を従量課金で使えます
「PlusにしたのにLunaが選べない」「無料だからGPT-5.6は無理だと思っていた」という混乱は、ほぼ全部この表で解消します。迷ったらこの表に戻ってきてください。
ChatGPT本体(Chat)でのGPT-5.6の使い方と条件
いつものチャット画面での条件を、もう少し細かく見ます。
ChatGPT本体(Chat)でGPT-5.6が使えるのは、Plusプラン以上です。Free・Goプランでは使えません。
そしてPlusで使えるのはSolのみです。さらに1つ、見落としやすい条件があります。Chatには回答の考える深さを決める「推論レベル」という設定があり、GPT-5.6 Solが応答するのはMedium・High・Extra Highのときだけです。
- Instant: GPT-5.5 Instantが応答します(GPT-5.6ではありません)
- Medium / High / Extra High: GPT-5.6 Solが応答します
Plusに入って推論レベルをInstantのまま使っていると、実はGPT-5.6を使えていない、ということが起きます。
「5.6になった気がしない」と感じたら、まずここを確認してください。
Pro・Enterpriseでは、Solに加えてSol Proが使えます。Sol Proは、Solの推論をさらに深くしたPro向けの上位版です。細かい仕様は変わる可能性があるので、最新は公式の案内で確認してください。
ChatGPT WorkとCodexでのGPT-5.6|Free・GoでもTerra
次に、2つ目の入口です。ここはFree・Goプランの人にこそ読んでほしい章です。
ChatGPT Workは、GPT-5.6と同時にリリースされた自律エージェント製品です。チャットのように1問1答するのではなく、複数ステップの業務を自動で進めて「完成した業務成果物」を返してくれます。Codexは、コードを書く・直す作業に特化したAIツールで、新しいChatGPTデスクトップアプリ(Mac/Windows)ではChat・Work・Codexを1つのアプリで切り替えられます。
このWork / Codex側のモデル対応が、Chatと大きく違います。
- Free / Go: Terraが使えます(Terraのみ)
- Plus以上: Sol・Terra・Lunaの3モデル全部+モデル別のeffort設定が使えます
effortは、モデルがどれだけ深く考えるかの設定で、Light/Low・Medium・High・Extra High・max・ultraから選べます。深くするほど品質は上がりますが、そのぶん処理量(トークン消費)も増えます。
Terraは「前世代フラッグシップ級で半額」のバランス型です。つまり無料プランでも、Work / Codex経由なら、ひと世代前の最上位級のモデルで作業を試せます。
GPT-5.6を体験したいだけなら、課金の前にまずここから触るのがおすすめです。
Codexでのモデル切り替えは、対話中なら /model、起動時なら次のコマンドで指定できます。
codex -m gpt-5.6-terra
毎回同じモデルで使いたい場合は、設定ファイル ~/.codex/config.toml に既定値を書いておけます。切り替え手順の詳しい解説は、シリーズのCodex記事側でまとめています。
Ultraモードとmaxの料金の考え方
GPT-5.6には「Ultra」と「max」という似た名前の設定があり、料金の観点で混同しやすいので、ここで整理します。この2つは別物です。
maxは「1人がじっくり考える」設定
maxは、effort設定の1つで、単一のエージェントが推論の深さを最大にして作業する設定です。GPT-5.6が使える全ユーザーが、設定でオン・オフを切り替えられます。
料金の考え方: 追加料金はありませんが、深く考えるぶんトークン消費は増えます。
Ultraは「4人で並列に作業する」モード
Ultraは、複数のエージェントを並列で動かして(デフォルト4エージェント)、品質と完了までの速さを買うモードです。対象は、Codexが「Plus以上」、ChatGPT Workが「Pro / Enterprise」です。
用途としては、大規模なコードの一括変更、複数分野にまたがる調査、大量の資料を読む戦略分析など、大物の仕事向けです。
料金の考え方: Ultraも追加料金ではなく、トークン消費の増加で支払う設計です。4人で並列に動くぶん、同じ仕事でも消費は普通のモードより大きくなります。
ここが一番の注意点
Ultraもmaxも、使った分はプランの利用枠を消費します。つまり、Ultraを気軽に回すと、利用枠の減りが体感で明らかに速くなります。
これはClaude Fable 5の「週間利用枠の内数」問題とまったく同じ構図です。高性能モードは「無料のブースト」ではなく「枠という予算を厚めに使う選択」だと理解しておくと、枠切れの事故を防げます。
GPT-5.6のAPI料金|Sol・Terra・Luna比較
ここからは、API(プログラムから呼び出す使い方)の料金です。アプリのサブスクだけで使う人は読み飛ばしてもいいですが、「3モデルの格の差」がそのまま数字になっているので、相場観として眺めておく価値があります。
API料金は従量課金で、AIが読み書きする文章の量を数える単位「トークン」で決まります。日本語ならだいたい1文字が1〜2トークン、400字詰めの原稿用紙1枚がざっくり400〜800トークンです。AIに渡す量が「入力」、AIが書いて返す量が「出力」で、それぞれに単価がつきます。
100万トークンあたりの価格はこうなっています。
| モデル | 入力(100万トークン) | 出力(100万トークン) | Sol比 |
|---|---|---|---|
| GPT-5.6 Sol | $5 | $30 | - |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15 | 半額 |
| GPT-5.6 Luna | $1 | $6 | 1/5 |
覚え方はシンプルです。
- Terraは、Solのちょうど半額
- Lunaは、Solの1/5
- どのモデルも、出力は入力の6倍の単価
出力単価が高いので、長いレポートやコードを大量に書かせる使い方では、出力トークンが請求の主役になります。
なお、APIはChatGPTのプランと関係なく、3モデルすべてを使えます。「Chatの制限が窮屈だからAPIに切り替える」という選択肢が常にあることは、覚えておいて損はありません。
この記事の価格は2026年7月時点のものです。最新は必ずOpenAIの公式料金ページで確認してください。
Claude(Fable 5・Opus・Sonnet)との料金比較
「GPTとClaude、どっちが安いの?」という疑問に、API価格で答えます。100万トークンあたりの比較です。
| モデル | 入力 | 出力 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| GPT-5.6 Sol | $5 | $30 | GPT側フラッグシップ |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15 | GPT側バランス型 |
| GPT-5.6 Luna | $1 | $6 | GPT側の高速・低価格 |
| Claude Fable 5 | $10 | $50 | Claude側の最上位(Mythosクラス) |
| Claude Opus 4.8 | $5 | $25 | Claude側の上位 |
| Claude Sonnet 5 | $2 | $10 | Claude側のバランス型 |
読み取れるポイントは3つです。
- 最上位同士では、Sol($5/$30)はFable 5($10/$50)より大幅に安い。ただしFable 5は「さらに上の階級」という位置づけで、単純な同格比較ではありません
- SolとOpus 4.8は入力単価が同じ$5。出力はSolが$30とやや高めです
- バランス型同士では、Sonnet 5($2/$10)がTerra($2.50/$15)よりわずかに安い
つまり「GPTとClaudeのどちらが安いか」は一概に言えず、どのティア(階級)のモデルを主力にするかで答えが変わります。同じ重い作業(入力200,000トークン+出力40,000トークン)で比べると、Fable 5が約$4.00、Solが約$2.20、Opus 4.8が約$2.00、Terraが約$1.10、Sonnet 5が約$0.80です。
Team Agentの実務では、両方を役割分担で使っています。設計や方針決めはClaude Fable 5、実装はCodexという分業を実際に回していて、「どちらか片方に全部寄せる」より、得意分野で使い分ける方が結果的に安くつくというのが現場の実感です。
Claude側の料金の詳しい解説と節約術は、下の記事にまとめています。
月いくらかかる?ケース別のコスト試算
単価だけ見ても実感が湧きにくいので、「月いくらか」まで試算します。以下はAPIの従量課金での計算です。サブスクの人も、利用枠がどれくらいのペースで減るかの目安として読めます。
まず1回あたりのコスト
仕事の種類別に3パターンで計算します。
軽い作業(SNS投稿案10本など): 入力20,000トークン+出力5,000トークン
| モデル | 合計 |
|---|---|
| Sol | 約$0.25 |
| Terra | 約$0.13 |
| Luna | 約$0.05 |
中くらいの作業(資料を渡して記事・レポート1本): 入力50,000トークン+出力20,000トークン
| モデル | 合計 |
|---|---|
| Sol | 約$0.85 |
| Terra | 約$0.43 |
| Luna | 約$0.17 |
重い作業(大量の資料やコードを読み込ませて分析): 入力200,000トークン+出力40,000トークン
| モデル | 合計 |
|---|---|
| Sol | 約$2.20 |
| Terra | 約$1.10 |
| Luna | 約$0.44 |
月間の試算例
ケースA: 個人でブログとSNSを回す人。記事級の作業を月20回、投稿案づくりを月30回。
- 全部Terraでやった場合: $0.43×20+$0.13×30 = 約$12.5/月
- 記事はTerra、投稿案はLunaに分けた場合: $0.43×20+$0.05×30 = 約$10.1/月
ケースB: 「設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna」の混合運用。重い設計を月4回、中くらいの実装作業を月40回、分類・要約などの軽処理を月300回。
- 混合運用: $2.20×4+$1.10×40+$0.05×300 = 約$68/月
- 全部Solでやった場合: $2.20×4+$2.20×40+$0.25×300 = 約$172/月
同じ仕事量でも、モデルの振り分けだけで月のコストが2.5倍変わります。
「全部フラッグシップ」は、性能差を感じないまま請求だけが増える典型パターンです。
一次体験: 画像生成APIでの実測
参考までに、Team Agentで2026年7月14日に、GPT系の画像生成モデルgpt-image-2をAPIから実際に試して、キャラクター画像を2枚生成したときの実測です。
- quality=high設定は、2回とも数分待った末にOpenAI側から接続が切られて失敗(RemoteDisconnected)
- quality=mediumに落としたら、1枚あたり約1〜2分で安定して成功
- 出来上がりは1536x1024ピクセルで約2.9〜3.0MB。画像最適化ツールで2.7〜2.8MBまで圧縮
ここから得た教訓は「最高設定が最適設定とは限らない」です。テキストのモデル選びも同じで、まず中位設定で試して、足りないときだけ上げる方が、時間もお金も無駄になりません。なお、画像生成はテキストとは別の料金体系なので、最新はOpenAIの公式料金ページで確認してください。
結局どのプランを選べばいい?タイプ別の結論
早見表と試算を踏まえた、タイプ別の結論です。
まず試したい人: Freeのまま、Work / CodexでTerraを触る
結論、課金はまだしなくて大丈夫です。
FreeプランでもChatGPT WorkやCodexからTerraが使えます。Terraは前世代フラッグシップ級のバランス型なので、「GPT-5.6の世代がどれくらい賢いか」を体感するには十分です。触ってみて物足りなくなってから、Plusを検討すれば遅くありません。
毎日使う個人: Plus(月20ドル目安)が標準解
ChatでSolが使えるようになり、Work / Codexでは3モデル+effort設定が解放されます。CodexのUltraモードもPlusから対象です。
個人でブログ、SNS、開発、調べものに毎日使うなら、まずPlusで困る場面は多くありません。推論レベルをMedium以上にすることだけ忘れずに。
仕事の主力にする人・チーム: ProまたはEnterprise
Sol Proと、ChatGPT WorkでのUltraモードが解放されます。大量の資料分析や大規模な自動化を日常的に回す人向けです。
月200ドル(目安)は安くないので、「Plusの利用枠では足りない」「WorkのUltraが必要」と具体的に困ってからの引っ越しで十分です。
プログラムに組み込む人: プランに関係なくAPI
APIはサブスクと別契約で、3モデルすべてを従量課金で使えます。月の作業量が読めるなら、上の試算のように月額を見積もってから始めてください。
- 自分のプランで「どの入口から、どのモデルが使えるか」を早見表で確認した
- Chatの推論レベルの条件(Medium以上でSol)を理解した
- Ultraとmaxが「トークン消費で支払う」設計だと理解した
1つでも曖昧なら、下の失敗例の章で具体的なつまずきを確認してください。
料金や提供条件は変わる可能性があります。契約前の最終確認は、必ず公式料金ページでしてください。
料金とプランのよくある失敗と対処法
実際に起きがちなつまずきやトラブルを、症状・原因・対処の形でまとめます。エラー対処と同じで、先に知っておけば防げるものばかりです。
失敗1: Plusに入ったのに、ChatでTerraやLunaが選べない
症状: Plusにアップグレードしたのに、チャット画面のモデル一覧にTerraとLunaが出てこない。
原因: ChatGPT本体(Chat)で使えるGPT-5.6はSolのみ、という仕様。TerraとLunaが選べるのは、ChatGPT WorkとCodex側。
確認すること: 使いたいのが「チャットでの質問」なのか「作業を任せること」なのか。デスクトップアプリでWork / Codexモードに切り替えられるか。
対処: チャットで使う分にはSolで問題ありません。TerraやLunaを使いたい作業(実装、大量処理)は、Work / Codex側に切り替えて実行してください。プログラムから使いたい場合は、APIなら3モデル全部使えます。
失敗2: Plusにしたのに賢くなった気がしない
症状: Plusに入ってGPT-5.6が使えるはずなのに、回答の質が変わった実感がない。
原因: 推論レベルがInstantのままになっていて、GPT-5.5 Instantが応答している。GPT-5.6 Solが応答するのはMedium・High・Extra Highのときだけ。
確認すること: チャット画面の推論レベル設定がInstantになっていないか。
対処: 推論レベルをMedium以上に変更してください。じっくり考えてほしい質問はHighやExtra Highを試します(そのぶん応答は遅くなります)。速さ優先の軽い質問はInstantのままでもOK。使い分けの問題です。
失敗3: 無料ではGPT-5.6を一切使えないと思い込んでいた
症状: 「GPT-5.6はFree・Go不可」という情報だけ見て、課金するまで触れないと思っていた。
原因: 「Free・Go不可」はChatGPT本体(Chat)の話で、入口ごとの違いを知らなかった。
確認すること: ChatGPT WorkまたはCodexを開いて、Terraが選べるか。
対処: Free・GoプランでもWork / CodexならTerraが使えます。まずTerraで試して、SolやLuna、effort設定が必要になったらPlusを検討してください。
失敗4: Ultraモードを使ったら利用枠が一気に減った
症状: Ultraモードを何度か使ったら、プランの利用枠の減りがいつもより明らかに速い。
原因: Ultraは追加料金こそないが、複数エージェント(デフォルト4)を並列で動かすため、トークン消費が大きく増える設計。「追加料金なし=タダ」と誤解して、軽い作業までUltraで回していた。
確認すること: Ultraを使った作業のうち、通常モードやmaxで足りたものがないか。
対処: Ultraは大規模なコード変更、複数分野の調査、多資料の分析など、大物の仕事に限定します。1人で深く考えれば足りる作業はmax、普段の作業は通常のeffortで回してください。利用枠の残りが心配な週は、Ultraを封印してTerra中心で運用します。
失敗5: APIで全部Solにして請求が膨らんだ
症状: APIの請求額が想定の数倍になった。利用ログを見るとSolの出力トークンが大半を占めている。
原因: 「最上位モデルなら全部良くなるはず」と、分類や要約などの雑用までSolに投げていた。Solの出力単価$30はLunaの5倍。回数の多い作業ほど差が拡大する。
確認すること: 利用ログで、どの作業にどれだけトークンを使ったか。そのうち「Solでないと無理だった作業」が何割あるか。
対処: 既定のモデルをTerraに変更し、雑用はLunaに落とします。「設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna」の振り分けをルール化して、利用上限(支出アラート)も設定してください。
失敗6: 画像生成で最高品質にこだわって時間とコストを浪費した
症状: 画像生成APIで品質最優先の設定にしたら、失敗が続いて時間だけが溶けた。
原因: 高品質設定は処理が重く、混雑時は失敗しやすい。Team Agentの実測でも、gpt-image-2のquality=highは2回連続で数分待ちの末に接続切断で失敗した。
確認すること: その画像は本当に最高品質が必要か(ブログやSNS用途ならmediumで十分なことが多い)。
対処: quality=mediumで試してください。実測では1枚約1〜2分で安定して成功しました。どうしても高品質が必要なときだけ、時間帯を変えて再試行します。失敗した試行の分もコストや時間は消えるので、「安い設定から上げる」を習慣にするのがおすすめです。
AIに聞くためのプロンプト集
プラン選びやコストの見直しは、自分の状況をAIに渡して整理してもらうのが早いです。ChatGPT、Claude、どちらに貼っても使えます。
秘密のキー、パスワード、顧客情報、決済情報は貼らないでください。請求額やトークン数は貼って大丈夫です。どのプランにするか迷った時
ChatGPTのプラン選びで迷っています。
主な使い方(質問・文章作成・開発・データ分析など):
使う頻度(毎日/週数回など):
今のプラン:
月に出せる上限額:
GPT-5.6はChatだとPlus以上でSolのみ、ChatGPT WorkとCodexだとFree・GoでもTerraが使えて、Plus以上で3モデル使えるそうです。私の使い方だと、Free・Go・Plus・Proのどれが合うか、理由と一緒に判断してください。
Chat・Work・Codexのどこから使うか迷った時
GPT-5.6を使いたいのですが、入口で迷っています。
やりたいこと:
今のプラン:
パソコンのアプリは入れているか(分かればでOK):
いつものチャット画面、業務を任せるChatGPT Work、開発用のCodexのうち、私のやりたいことはどこでやるのが合っているか、初心者向けに教えてください。
API費用を見積もりたい時
GPT-5.6のAPI費用を見積もりたいです。
想定する作業内容:
1回あたりの入力の目安(読み込ませる資料の量):
1回あたりの出力の目安:
月の実行回数:
Sol(入力$5/出力$30)、Terra($2.50/$15)、Luna($1/$6)それぞれの月額を試算して、コストを抑えるモデルの振り分けを提案してください。単価は100万トークンあたりです。
ClaudeとGPTのどちらを契約するか迷った時
GPT-5.6とClaudeのどちらを主に使うか迷っています。
主な用途:
月の予算:
今使っているAIツール:
GPT-5.6はSol($5/$30)・Terra($2.50/$15)・Luna($1/$6)、ClaudeはFable 5($10/$50)・Opus 4.8($5/$25)・Sonnet 5($2/$10)というAPI単価だそうです。用途別にどちらが向くか、併用する場合の役割分担も含めて提案してください。
利用枠の減りが早すぎる時
ChatGPTの利用枠の減りが早くて困っています。
今のプラン:
今週やった主な作業:
Ultraモードやmaxを使った作業:
Ultraは複数エージェント並列でトークン消費が増えると聞きました。どの作業を通常モードや軽いモデルに移せば枠が持つか、優先順位をつけて提案してください。
請求が想定より高かった時
GPT-5.6のAPI請求が想定より高くなりました。
今月の請求額:
想定していた金額:
主に使ったモデル:
主な作業内容:
原因の候補を挙げて、来月から請求を下げるための確認手順と設定(利用上限、モデルの見直し、effortの見直し)を順番に教えてください。
実務でのコスト設計例
「どの作業を、どの入口の、どのモデルでやるか」を実務の場面ごとに設計してみます。自分の仕事に近いものから真似してください。
「設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna」。
この振り分けができる人が、同じ予算で一番多くの成果を出します。
よくある質問
GPT-5.6は無料で使えますか?
GPT-5.6は、ChatGPT本体のチャットではFree・Goプランで使えませんが、ChatGPT WorkとCodexならFree・GoプランでもTerraが使えます。Terraは前世代フラッグシップ級のバランス型モデルなので、無料でもGPT-5.6世代の実力を体験できます。SolやLunaまで使いたい場合はPlus以上が必要です。
ChatGPT PlusでGPT-5.6は使えますか?
月20ドル(2026年7月時点の目安)のPlusプランでGPT-5.6は使えます。ただしチャット画面で使えるのはSolのみで、推論レベルをMedium以上にする必要があります(InstantではGPT-5.5 Instantが応答します)。ChatGPT WorkとCodexでは、PlusならSol・Terra・Lunaの3モデルとeffort設定が使えます。
Sol・Terra・Lunaの違いは何ですか?
Solは深い推論が得意なフラッグシップ、Terraは前世代フラッグシップ級の実力を約半額で使えるバランス型、Lunaは分類や抽出などの大量処理向けの高速・低価格モデルです。API単価は100万トークンあたりSolが入力$5・出力$30、Terraが$2.50・$15、Lunaが$1・$6。使い分けの基本は「設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna」です。
GPT-5.6のAPI料金はいくらですか?
GPT-5.6のAPI料金は、100万トークンあたりSolが入力5ドル・出力30ドル、Terraが入力2.50ドル・出力15ドル、Lunaが入力1ドル・出力6ドルです。入力200,000トークン+出力40,000トークンの重めの作業1回で、Solなら約2.20ドルです。料金は変わる可能性があるため、最新は公式料金ページで確認してください。
ClaudeとGPT-5.6はどちらが安いですか?
どのティアを主力にするかで変わります。最上位同士ならGPT-5.6 Sol(入力$5/出力$30)がClaude Fable 5($10/$50)より安く、バランス型同士ならClaude Sonnet 5($2/$10)がGPT-5.6 Terra($2.50/$15)よりわずかに安いです。Team Agentでは設計はClaude、実装はCodexと併用しており、片方に全部寄せるより使い分けが安くつきます。
Ultraモードは追加料金がかかりますか?
Ultraモードに追加料金はありませんが、無料でもありません。複数エージェント(デフォルト4)を並列で動かすため、トークン消費が増え、プランの利用枠を速く消費します。対象はCodexがPlus以上、ChatGPT WorkがPro / Enterpriseです。大規模なコード変更や多資料の分析など、大物の仕事に絞って使うのがおすすめです。
GoプランでGPT-5.6は使えますか?
GoプランではChatGPT本体のチャットでGPT-5.6は使えませんが、ChatGPT WorkとCodexならTerraが使えます。この点はFreeプランと同じ条件です。Goの価格は地域によって異なるため、最新はお住まいの地域の公式料金ページで確認してください。
maxとUltraの違いは何ですか?
maxは1つのエージェントが推論の深さを最大にする設定で、GPT-5.6が使える全ユーザーが切り替えられます。Ultraは複数エージェント(デフォルト4)を並列で動かして品質と速さを買うモードで、対象プランが限られます。どちらも追加料金ではなくトークン消費の増加で支払う設計なので、利用枠の残りを見ながら使ってください。
まとめ
GPT-5.6の料金は「プラン×入口×モデル」の3つの掛け算で決まります。
- 早見表で自分のプランの「使える範囲」を確認する(ChatとWork / Codexで違う)
- Free・Goの人は、Work / CodexでTerraを触ってから課金を判断する
- Plusの人は、推論レベルがMedium以上になっているか確認する
- APIを使う人は、「設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna」で月額を試算する
- Ultraとmaxは「追加料金なし=タダ」ではなく、枠を厚めに使う選択だと覚えておく
モデルの単価差は最大5倍。でも一番大きな差を生むのは、単価ではなく振り分けです。振り分けを決めた人から、GPT-5.6は「高い最新モデル」ではなく「月数ドルで回る3人チーム」になります。
料金・プラン・提供条件は変わる可能性があります。最終確認は必ずOpenAI公式発表と公式料金ページでしてください。
プラン選びで迷ったら、そこで止まらなくて大丈夫です。
自分の使い方だとどのプランが合うか決めきれない人は、公式LINEまでお問い合わせください。30分無料で面談したり、一緒に画面を見ながら作業したりすることも可能です。
更新履歴
- 2026-07-14: 記事公開。2026年7月9日のGPT-5.6一般公開時点のプラン条件・API価格で作成しました。