CodexでGPT-5.6を使う|モデル切替とeffort設定
- 更新日: 2026年7月15日
- 読了目安: 約13分
- 作業時間: 約3分
GPT-5.6は、Codexでは対話中に /model、起動時に codex -m gpt-5.6-terra で切り替えられます。既定のモデルは ~/.codex/config.toml に書いて固定できます。
CodexでSol・Terra・Lunaの3モデルとeffort設定を使えるのはPlus以上のプランで、Free・GoプランはTerraのみです。この記事通りに進めれば、最短3分で切り替えと動作確認まで終わります。
この記事で分かること
「Codex GPT-5.6 切り替え」で検索している人が知りたいことは、たぶんコマンドだけではありません。
自分のプランでどのモデルが使えるのか。
SolとTerraとLunaのどれを選べばいいのか。
effortはどれにすればいいのか。
毎回選ぶのが面倒な時はどうするのか。
切り替えたら急に返事が遅くなったのはなぜか。
GPT-5.6は、Codexでは対話中に /model、起動時に codex -m gpt-5.6-terra で切り替えられます。既定のモデルは ~/.codex/config.toml に書いて固定できます。
CodexでSol・Terra・Lunaの3モデルとeffort設定を使えるのはPlus以上のプランで、Free・GoプランはTerraのみです。
この記事通りに進めれば、最短3分でGPT-5.6への切り替えと動作確認まで進められます。
GPT-5.6とは?CodexではSol・Terra・Lunaから選ぶ
GPT-5.6とは、OpenAIが2026年7月9日(日本時間7月10日)に一般公開した最新のモデル世代で、Sol・Terra・Lunaという3つのモデルで構成されています。ChatGPT本体だけでなく、ChatGPT WorkとCodex、APIでも初日から使えるようになりました。日本も対象です。
3つのモデルの位置づけはこうです。
設計はSol、実装はTerra、雑用はLuna。
今回のGPT-5.6で面白いのは、「5.6」という世代の数字と、「Sol・Terra・Luna」という能力の階級を分けて命名したことです。Claudeで言うと、SolがOpus〜Fable枠、TerraがSonnet枠、LunaがHaiku枠に近いイメージです。ティア名は次の世代でも続く予定なので、一度覚えれば長く使えます。
この記事は「CodexでGPT-5.6を使える状態にする」ところに集中します。GPT-5.6そのものの全体像や、ChatGPT本体・Workでの使い方は、シリーズのまとめ記事で確認できます。
公式情報:
自分のプランで使えるモデルを先に確認する
ここが一番大事なところです。手順より先に確認してください。
「/model にSolが出てこない」という質問のほとんどは、コマンドの問題ではなくプランの問題です。
Codexでのプラン別の使えるモデル
つまり、無料でもGPT-5.6世代のTerraは使えます。ただ、モデルを「切り替える」楽しさが出てくるのはPlus以上です。
ChatGPT本体とはルールが違うので注意
ChatGPT本体(普通のチャット画面)は、CodexやChatGPT Workと使えるモデルのルールが別です。
- ChatGPT本体: Free・Goでは使えません。PlusはSolのみ(推論レベルMedium以上を選んだ時にGPT-5.6 Solになります)。Pro・EnterpriseはSolに加えてSol Proが使えます。
- ChatGPT Work・Codex: Free・GoはTerraのみ。Plus以上で3モデル+effort設定。
- API: プランによる3モデルの制限はありません。
「チャット画面では使えたのにCodexで出てこない」「CodexではTerraが使えるのにチャットでは選べない」という混乱は、この仕様の違いが原因です。故障ではありません。
プランごとの提供条件は変わる可能性があります。最新はOpenAIの公式ページで確認してください。
準備するもの
準備はシンプルです。
- Codex CLIがインストール済みのPC(MacでもWindowsでもOK)
- ChatGPT(OpenAI)アカウントでログイン済みであること
- ターミナル(Windowsの人はPowerShell)を開ける状態
Codexをまだ入れていない人は、先にインストールを済ませてください。インストールからログイン、最初のテストまでは、下の記事で初心者向けに解説しています。Mac・Windows対応、コピペで進められます。
なお、Codexは新しいChatGPTデスクトップアプリ(Mac・Windows)にも統合されていて、Chat・Work・Codexを1つのアプリで切り替えられます。スマホ連携も含めたデスクトップ版の使い方は、Codexデスクトップ版スマホ連携の記事で確認できます。この記事では、一番基本になるターミナルのCodex CLIで説明します。
インストール済みの人は、そのまま次の手順へ進んでください。
CodexでGPT-5.6に切り替える手順(3ステップ)
やることは3つです。手元のMacで実際にやったところ、3分かかりませんでした。
Codexを最新版に更新する
約1分古いCodexのままだと、モデル一覧にGPT-5.6が出てこないことがあります。まず更新してください。npmで入れた人はこのコマンドです。ターミナル(WindowsはPowerShell)に貼り付けてEnterを押します。
npm install -g @openai/codex
Homebrewで入れた人はこちらです。
brew upgrade --cask codex
更新できたか不安な人は、バージョン表示で確認できます。
codex --version
バージョンの数字が表示されればOKです。GPT-5.6は2026年7月9日に公開されたばかりなので、それより前に入れたまま放置していた人は特に、最初に更新しておくのが安全です。
Codexを起動して /model を開く
約1分Codexを起動します。
codex
起動したら、入力欄にスラッシュコマンドを打ちます。
/model
モデルの一覧が表示されます。Plus以上のプランなら、GPT-5.6のSol・Terra・Lunaが並びます。Free・GoプランはTerraだけが対象です。
使いたいモデルを選んでEnterを押せば、切り替え完了です。迷ったらTerraを選んでください。普段使いの主役はTerraで、Solは重い仕事の時だけ呼ぶのがコスパの良い使い方です。
一覧の表示名や並び順はバージョンによって変わることがあります。「5.6」の名前が入ったものを選べば大丈夫です。
effortを選んで動作確認する
約1分/model では、モデルの切り替えと合わせてeffort(考える深さ)も調整できます。
effortは後で詳しく説明しますが、最初はMediumでOKです。選んだら、そのまま日本語で話しかけて動作確認します。
今使っているモデル名と設定を教えてください。そのうえで、このフォルダの構成を初心者向けに説明してください。
返事が返ってきたら、切り替え成功です。
- Codexを最新版に更新した
- /model の一覧にGPT-5.6のモデルが表示された
- モデルを選んで、日本語の依頼に返事が返ってきた
1つでも当てはまらない場合は、この記事のエラー対処セクションへ進んでください。
起動時にモデルを指定する(codex -m)
毎回 /model で選ぶのが面倒な人は、起動する時にモデルを指定できます。
codex -m gpt-5.6-terra
-m は --model の短い書き方です。長く書くならこうです。
codex --model gpt-5.6-terra
SolやLunaを指定したい時は、モデル名の部分を置き換えます。正式なモデル名の表記はバージョンで変わる可能性があるので、/model の一覧に表示される名前を正として使ってください。
この方法が便利なのは、作業の種類ごとに起動を分けたい時です。たとえば「今日は設計の相談だからSolで起動」「単純なファイル整理だからLunaで起動」のように、最初から目的に合わせたモデルで始められます。
既定のモデルをconfig.tomlで固定する
「基本はいつもTerra」と決めている人は、設定ファイルに書いておけば、何も指定せずに起動してもそのモデルで始まります。
Codexの設定ファイルは、ホームフォルダの ~/.codex/config.toml です。テキストエディタで開いて(無ければ新規作成して)、こう書きます。
model = "gpt-5.6-terra"
model_reasoning_effort = "medium"
1行目が既定のモデル、2行目が既定のeffortです。保存してCodexを起動し直せば反映されます。
強い順に、対話中の /model での変更、起動時の -m 指定、config.tomlの既定値です。config.tomlに書いても、-m を付けて起動すればそちらが優先されます。
設定項目の名前や書き方は今後変わる可能性があります。うまく反映されない時は、公式ドキュメントで最新の書き方を確認してください。
effort設定とは?6段階の意味と選び方
effortとは、モデルがどれだけ深く考えてから答えるかを決める設定です。CodexとChatGPT Workでは、次の6段階から選べます。
maxは「1人がもっと深く考える」、ultraは「複数人で手分けする」。名前が似ているので混同しやすいですが、仕組みも消費量も違います。
ultraの詳しい仕組みと使いどころは、下の記事でまとめています。
上げるほど良い、ではない
effortは上げるほど賢くなりますが、その分、返事は遅くなり、トークン消費も増えます。
Team AgentでOpenAIの画像生成(gpt-image-2)を使ってキャラクター画像を2枚作った時、品質設定を一番上(quality=high)にしたら、数分待たされた末に2回とも接続が切れて失敗しました。
設定を1段下げてquality=mediumにしたら、1枚あたり約1〜2分で安定して成功。仕上がりも実用に十分でした。
画像生成の品質設定とeffortは別の機能ですが、教訓は同じです。一番上の設定を常用するのではなく、標準で回して、ここぞという時だけ上げる。この使い方が、待ち時間・安定性・消費量のバランスで一番強いです。
迷った時の選び方
- 日常の実装・修正・文章作成: Medium
- 設計、重要な調査、失敗できない判断: High または Extra High
- 「今日はこの1問に全力を出してほしい」: max
- 大規模な変更や複数分野の調査を一気に片付けたい: ultra(消費増を理解したうえで)
GPT-5.6に切り替わったか確認する方法
切り替えたつもりで、実は前のモデルのまま作業していた。これが一番もったいないので、確認方法を覚えておいてください。
確認は2つでOKです。
1つ目は、もう一度 /model を開くこと。現在選択中のモデルに印が付いた状態で一覧が表示されます。GPT-5.6のモデルに印が付いていれば切り替わっています。
2つ目は、画面の表示を見ること。Codexは画面内に使用中のモデル名が表示されます。表示位置や文言はバージョンで変わるので、細かい位置は画面の表示に従ってください。
/model での切り替えはそのセッションの設定で、config.tomlに書かない限り永久設定ではありません。次回の起動でどのモデルが選ばれているかは、/model で確認する癖をつけてください。
いつも同じモデルを使うと決めたら、config.tomlでの固定が確実です。
最初に送るプロンプト
切り替えができたら、GPT-5.6の得意分野で試しましょう。
GPT-5.6は計算・コード・分析のような「理系」の仕事に強い世代です。だから最初のテストも、1問1答ではなく、調べて・直して・確認するまでの流れを丸ごと渡すのがおすすめです。
下のプロンプトは、手元のプロジェクトフォルダでそのまま使える「小さい改善を1周やり切るテスト」です。Terraを選んだ状態で、コピーしてCodexに貼り付けてください。
このプロジェクトの小さい改善を、1周やり切ってください。
目的:
GPT-5.6 Terraの動作確認を兼ねて、すぐ直せる問題を実際に1〜3個修正する。
前提:
- このフォルダはGit管理されています(されていなければ先にバックアップを取ってください)
- 秘密のキー(.envの中身など)は読んでも、出力や修正内容に含めないでください
- 本番環境への反映は行わないでください
進め方:
1. フォルダ構成と主要ファイルを読み、プロジェクトの全体像を短くまとめる
2. すぐ直せる問題を3つ挙げて、直す順番を決める
3. 上から順に実際に修正する
4. テストやビルドのコマンドがあれば実行して、壊れていないか確認する
エラーが出た場合:
エラー全文を貼り、原因の仮説を3つ出して、可能性が高い順に試してください。
最後に:
今日の変更一覧と、次にSol(上位モデル)に相談すると良さそうな大きめの課題を3つ提案してください。
コードを書かない人は、こちらを使ってください。数字が入ったファイル(売上や集計のCSVなど)があるフォルダで試す、データ整理のテストです。
このフォルダにあるデータファイルを整理して、内容を報告してください。
目的:
GPT-5.6の動作確認を兼ねて、フォルダ内のCSVや表データの中身を把握する。
前提:
- ファイルの削除や上書きはしないでください
- 個人情報や取引先の情報は、報告に必要な範囲以外で書き出さないでください
進め方:
1. フォルダ内のファイル一覧と、それぞれが何のデータかを一覧にする
2. 数字が入ったファイルは、合計・平均・気になる点を短くまとめる
3. データの抜けや表記ゆれがあれば、直し方の案を出す
最後に:
このデータをもとに次にやると良い集計や資料づくりを3つ提案してください。
どちらも、返事の速さと粘り強さを見るためのテストです。物足りなければ /model でSolに切り替えて同じ依頼を投げると、考えの深さの違いを体感できます。
Sol・Terra・Lunaの使い分け(Team Agentの実務から)
3モデルの使い分けは、頭で覚えるより「役割分担」で覚えるのが早いです。
基本はこれです。
- Sol: 設計者。全体の方針、難しい調査、失敗できない判断。
- Terra: 実装者。日々のコード修正、文書作成、普段の作業全般。
- Luna: アシスタント。分類、抽出、リネーム、大量の単純処理。
実はこの分業、Team Agentでは以前から実際に回しています。Claude側の話ですが、設計はFable 5に任せて、実装はCodexに任せる分業を実務で使っていて、「考える役」と「手を動かす役」を分けるだけで、成果物の質と速度が両方上がりました。この体制の作り方はFable 5で設計・Codexで実装する記事に書いています。
GPT-5.6の3モデル構成は、この分業を1つのCodexの中でできるようにしたものだと考えると分かりやすいです。/model で役割を切り替えながら、設計はSol、実装はTerra、雑用はLunaへ。全部Solでやるのは、全部を社長にやらせるようなもので、遅いし高くつきます。
GPT-5.6が使えない・切り替えられない時のエラー対処
エラーや「出てこない」で止まっても大丈夫です。原因はだいたいパターンが決まっています。エラー文をAIに貼って相談する時も、秘密のキーやパスワードは貼らないでください。
/model にSolやLunaが出てこない
症状: /model を開くと一覧は出るが、Terra以外のGPT-5.6モデルが見当たらない。
原因: Free・Goプランのアカウントでログインしている(CodexではTerraのみ対象)。仕事用と個人用など、別のアカウントでログインしている。
確認すること: 今ログインしているアカウントのプラン(Plus以上か)。ChatGPTのWebでログインしているアカウントと、Codexのアカウントが同じか。
対処: 自分のプランを確認します。Free・GoならSolとLunaは仕様として出ません。アカウントが違う場合は codex login でログインし直します。Plus以上なのに出ない場合は、Codexを最新版に更新してから再起動してください。それでも出ない場合は、提供状況が変わっている可能性があるので公式のお知らせを確認してください。
モデル一覧にGPT-5.6自体が出てこない
症状: /model を開いても、5.6世代のモデルが1つも表示されない。
原因: Codex CLIのバージョンが古く、新モデルに対応していない。GA直後の段階的な反映のタイミングに当たっている。
確認すること: codex --version の結果と、最後に更新した時期。ChatGPT側(Webやアプリ)ではGPT-5.6の案内が出ているか。
対処: npm install -g @openai/codex(Homebrewの人は brew upgrade --cask codex)で最新版にして、ターミナルをいったん閉じて開き直し、codex を起動し直します。それでも出ない場合は、少し時間を置いてから再確認してください。公開直後は反映に時間差が出ることがあります。
codex -m がエラーになる
症状: codex -m gpt-5.6-terra のように起動したら、モデルが見つからない旨のエラーが出る。
原因: モデル名の打ち間違い(ドットとハイフンの位置を間違えやすいです)。そのプランでは使えないモデルを指定している。
確認すること: /model の一覧に表示される正式な名前と、入力した名前が一致しているか。指定したモデルが自分のプランの対象か。
対処: まず codex を普通に起動して、/model で一覧の表記を確認します。一覧に出ている名前をそのまま -m に渡してください。プラン対象外のモデルだった場合は、Terraを指定するか、プランを見直します。
切り替えたら応答が遅くなった
症状: モデルを切り替えた後、返事が返ってくるまでの時間が明らかに長くなった。
原因: effortがHigh・Extra High・maxなど高い設定になっている。Solはそもそも深く考えるモデルなので、Terraより待ち時間が長くなりやすい。ultraを選んでいて、複数エージェントの処理が走っている。
確認すること: /model で現在のモデルとeffortの設定。頼んだタスクの重さ(深く考える必要がある内容か)。
対処: 日常の作業なら、effortをMediumに戻します。速さ重視の作業は、モデル自体をTerraやLunaに切り替えます。遅くても深く考えてほしいタスクだけ、SolやHigh以上を使ってください。遅い=故障ではなく、考えているという理解でOKです。
ultraにしたら利用枠の減りが早い
症状: ultraを使い始めてから、利用量の警告が出るまでが明らかに早くなった。
原因: ultraは複数のエージェント(標準4体)を並列で動かすため、その分トークン消費が増える設計です。追加料金ではなく、消費量の増加で品質と速度を買う仕組みです。
確認すること: ultraで処理する必要があるタスクだったか。画面に出ている利用量や警告の内容。
対処: ultraは「大規模な変更」「複数分野の調査」のような大仕事に限定します。日常の作業はMediumのTerraに戻してください。使い分けの基準はUltraモードの解説記事を参考にしてください。
config.tomlに書いたのに反映されない
症状: ~/.codex/config.toml に既定のモデルを書いたのに、起動すると別のモデルが選ばれている。
原因: ファイルの場所や名前が違う(.codex フォルダはホームフォルダ直下です)。書き方(項目名や引用符)が違う。起動時に -m を付けていて、そちらが優先されている。
確認すること: ファイルが ~/.codex/config.toml にあるか。model = "モデル名" の形式で書けているか(名前は /model の表記に合わせる)。
対処: ファイルの場所と綴りを確認して保存し直し、-m を付けずに codex だけで起動して確認します。それでも反映されない場合は、公式ドキュメントで設定項目の最新の書き方を確認してください。
ChatGPTでは使えるのにCodexで出ない(またはその逆)
症状: チャット画面ではGPT-5.6を使えているのに、Codexでは同じモデルが選べない。逆に、CodexではTerraが使えるのに、チャット画面では選べない。
原因: ChatGPT本体とCodexで、プラン別の提供ルールが別だからです。ChatGPT本体はFree・Go不可でPlusはSolのみ、CodexはFree・GoでもTerraが使えてPlus以上で3モデル、という違いがあります。
確認すること: 自分のプランと、この記事の「プラン別の使えるモデル」の組み合わせ。
対処: 故障ではないので、仕様として理解して使い分けます。どうしてもCodexでSolを使いたい場合は、Plus以上へのアップグレードを検討してください。提供条件は変わる可能性があるため、最新は公式ページで確認してください。
ログインエラーで切り替え以前に止まる
症状: codex を起動してもログインを求められ続ける。またはログインが完了しない。
原因: ログインセッションが切れている。ブラウザ側で別のアカウントにログインしている。
確認すること: ブラウザでChatGPTに目的のアカウントでログインできているか。
対処: codex login を実行してログインし直します。ブラウザを一度すべて閉じてからやり直してください。それでも進まない場合は、Codexインストール記事のエラー対処に詳しい手順があります。
詰まったら、そこで止まらなくて大丈夫です。
「プランは合っているのに出てこない」のような環境ごとの問題は、画面を見ながらの方が早く解決します。この記事を読んでも分からなかった人は、公式LINEまでお問い合わせください。30分無料で面談したり、一緒に画面を見ながら作業したりすることも可能です。
AIに聞くためのプロンプト集
止まった時は、状況を整理してAIに渡すのが一番早いです。ChatGPTでも、Codex自身に聞いてもOKです。
秘密のキー、パスワード、顧客情報、決済情報は貼らないでください。どのモデルが使えるか確認したい時
CodexでGPT-5.6を使いたいです。
契約しているChatGPTのプラン:
/model の一覧に出ているモデル名(見える範囲で):
今分からないこと:
CodexではFree・GoはTerraのみ、Plus以上で3モデルと聞きました。
私のプランで使えるモデルと、選ぶべきモデルを初心者向けに教えてください。
Codexの更新で止まった時
Codexの更新で止まっています。
実行したコマンド:
表示されたメッセージ:
codex --version の結果:
使っているPC:
更新が反映されない原因の候補と、安全に試す順番を教えてください。
/model に目当てのモデルが出てこない時
Codexの /model に使いたいモデルが表示されません。
契約しているプラン:
一覧に出ているモデル名:
使いたいモデル:
Codexを最新版にしたか:
プラン、バージョン、アカウントのどれが原因になりそうか、確認する順番を教えてください。
effortの選び方に迷った時
CodexでGPT-5.6のeffort設定に迷っています。
普段Codexに頼む作業(箇条書き):
そのうち、時間がかかっても正確にやってほしい作業:
待ち時間の許容度(すぐ欲しい / 待てる):
Light/LowからExtra High、max、ultraまでの選択肢のうち、
作業ごとにどれを選ぶべきか、振り分け案を作ってください。
config.tomlの設定で止まった時
Codexの既定モデルを設定ファイルで固定しようとしています。
書いたファイルの場所:
書いた内容(そのまま貼る):
起動した時に選ばれていたモデル:
~/.codex/config.toml に model を書く方法で合っているか、
書き方のどこが違いそうか、確認する順番を教えてください。
モデルの使い分けを設計したい時
CodexでGPT-5.6のSol・Terra・Lunaを使い分けたいです。
自分の仕事:
Codexによく頼む作業:
時間がかかっていて困っていること:
設計=Sol、実装=Terra、雑用=Lunaが基本と聞きました。
私の作業をこの3つに振り分けて、それぞれの依頼文の例も作ってください。
GPT-5.6×Codexで回すと良い実務タスク12選
切り替えたあとの一番の悩みは「で、どのモデルに何をやらせるか」です。
実際にTeam Agentで回している運用のイメージに近い形で、モデルの割り当てつきで12個挙げます。開発だけに寄せていません。SNS運用や事務作業でもそのまま使えます。
ポイントは、1日の作業の8割はTerraで足りることです。SolとLunaは「ここぞ」と「大量」の時だけ。この配分が、品質・速度・消費量のバランスで一番回しやすいです。
トークン消費とコストの注意点
最後に、お金と消費量の話を正直にまとめておきます。
CodexをChatGPTのプランで使っている場合、直接の追加料金はありませんが、モデルとeffortの選び方で利用枠の減り方が変わります。特にultraは複数エージェント並列の分、消費が増える設計です。
モデルごとの性格をつかむ参考として、API価格(100万トークンあたり、2026年7月時点)を並べておきます。
ちなみにClaude側と比べると、Solの$5/$30はOpus 4.8($5/$25)とほぼ同じ水準で、Claude Fable 5($10/$50)より安めです。「最上位を気軽に呼べる価格帯」に降りてきたのがGPT-5.6世代の特徴ですが、それでもLunaとは5倍の差があります。全部Solでやる理由はありません。
料金や利用枠の仕様は変わる可能性があります。最新はOpenAIの公式料金ページで確認してください。
よくある質問
CodexでGPT-5.6は無料で使えますか?
CodexではFree・GoプランでもGPT-5.6のTerraが使えます。ただしSolとLuna、モデル別のeffort設定が使えるのはPlus以上のプランです。ChatGPT本体(チャット画面)はルールが別で、Free・GoではGPT-5.6を使えません。最新の提供条件は公式ページで確認してください。
CodexでSolやLunaが選べないのはなぜですか?
CodexでSol・Terra・Lunaの3モデルを選べるのはPlusプラン以上です。Free・GoプランはTerraのみなので、/model にSolとLunaは表示されません。Plus以上なのに出ない場合は、Codexの更新とログイン中のアカウントを確認してください。
CodexでGPT-5.6に切り替えるコマンドは何ですか?
対話中は /model でモデルとeffortを切り替えられます。起動時に指定する場合は codex -m gpt-5.6-terra のように -m(--model)を使います。毎回同じモデルを使うなら ~/.codex/config.toml に既定値を書いて固定できます。
effortはどれを選べばいいですか?
普段使いはMediumで十分です。設計や重要な調査はHigh・Extra High、1つの問題に全力を出してほしい時はmax、大規模な変更や複数分野の調査はultraという使い分けが基本です。上げるほど返事は遅くなり、トークン消費も増えるので、常用は避けてください。
maxとultraの違いは何ですか?
maxは1つのエージェントの推論の深さを最大にする設定で、GPT-5.6が使える人なら誰でも切り替えられます。ultraは複数のエージェント(標準4体)を並列で動かすモードで、CodexではPlus以上が対象です。ultraはトークン消費の増加と引き換えに品質と完了速度を買う設計なので、大仕事に限定して使うのがおすすめです。
Sol・Terra・Lunaはどう使い分ければいいですか?
基本は、設計=Sol、実装=Terra、雑用(大量の単純処理)=Lunaです。1日の作業の8割はTerraで足ります。全体の方針決めや失敗できない調査だけSolに上げて、分類や整理のような量をこなす仕事はLunaに下げると、品質と消費量のバランスが取れます。
APIでも3モデルの制限はありますか?
APIにはプランによる3モデルの制限はありません。Sol・Terra・Lunaのどれも従量課金で利用できます。Codexやチャット画面のプラン制限とは別の仕組みなので、開発でどうしてもSolが必要な場合はAPI利用も選択肢になります。
GPT-5.6とClaudeはどちらを使うべきですか?
得意分野で使い分けるのが現実的です。GPT-5.6は計算・コード・分析のような理系寄りの仕事、Claudeは文章・デザインのような文系寄りの仕事に強いという対比で考えると選びやすいです。両シリーズの比較はGPT-5.6完全マスターガイドでまとめています。
まとめ
CodexでGPT-5.6を使えるようにするのは、拍子抜けするほど簡単です。
- Codexを最新版に更新する(npm install -g @openai/codex)
- 起動して /model でGPT-5.6のモデルを選ぶ(迷ったらTerra、effortはMedium)
- いつものモデルが決まったら ~/.codex/config.toml に既定値を書く
- 設計=Sol、実装=Terra、雑用=Lunaの役割分担で1週間使ってみる
- 遅い・消費が早いと感じたら、effortとモデルを1段下げる
プランの確認だけ先に済ませてください。Free・GoはTerraのみ、Plus以上で3モデル+effort設定。ここさえ分かっていれば、あとは画面操作1つです。
切り替えはここで終わりですが、使いこなしはここからです。ここで止まる人が一番もったいないです。
更新履歴
- 2026-07-14: 記事公開。2026年7月9日のGPT-5.6一般公開(GA)時点の情報で作成。