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Fable 5便利プロンプト集|コピペで使える指示パターン

  • 更新日: 2026年7月3日
  • 読了目安: 約20分
  • プロンプト38本収録
Fable 5とClaude Codeで使える便利プロンプト集を紹介するヒーロー画像
この記事の結論

Claude Fable 5は、テスト済みのほぼ全ベンチマークで最高性能のAIモデルです。ただ、モデルが強くなっても結果を分けるのは指示の出し方です。

この記事の38本のプロンプトをコピーして[ ]を書き換えるだけで、記事づくりやリサーチ、SNS投稿案からエラー解消、長大タスクの丸投げまで、Fable 5とClaude Codeへの頼み方が今日から変わります。コードを書かない人向けの12本を前半に置きました。

この記事で分かること

「Fable 5 プロンプト」「Claude Code 指示 コツ」で検索している人が知りたいのは、たぶんプロンプトの理屈ではないです。

エラーが出た時に何を貼ればいいのか。
記事やSNS投稿を頼む時に何を渡せばいいのか。
何度直しても堂々巡りになる時に、どう言えば抜け出せるのか。
せっかくのFable 5を無駄なく使うにはどうすればいいのか。

ゴール

結論:この記事のプロンプトをコピーして[ ]を書き換えるだけで、Fable 5とClaude Codeへの指示の質が今日から変わります。コードを書かない人は、前半の執筆・調査・生成の12本だけでも十分に元が取れます。

このプロンプト集は、hashshが主催しているAI勉強会(第2回・帰れない会)で実際に配布して、参加者と一緒に使ってきたものがベースです。机上の理論ではなく、詰まった人が実際に脱出できた形だけを残しています。

Fable 5そのものをまだ知らない人は、先にこちらを読むと全体像がつかめます。

Claude Fable 5とは?できること解説のヒーロー画像
Claude Fable 5とは?できること解説 Opusより上位の新モデルFable 5の特徴、できること、始め方を初心者向けにまとめた入門記事です。

便利プロンプトの基本形([ ]書き換え式の使い方)

プロンプトとは、AIに送る指示文のことです。この記事のプロンプトは、全部この使い方で統一しています。

  1. 使いたいプロンプトをコピーする
  2. [ ]の中を自分の状況に書き換える
  3. Claude Code(またはClaudeのチャット)に貼って送る

たったこれだけです。特別な書き方の知識は要りません。

ただ、1つだけ大事な考え方があります。AIへの指示で結果を分けるのは、文章のうまさではなく「情報の渡し方」です。

目的 何をしたいのか。完成の判定基準まで書けると強い。
状況 今どうなっているのか。エラー文やファイル名をそのまま渡す。
範囲 どこまでやってほしいのか。「それ以外は触らない」も範囲指定。

この3つが揃っている指示は、Fable 5でもSonnetでも安定して動きます。逆にこの3つが欠けた指示は、どんなに高性能なモデルでも迷います。この記事の38本は、全部この3点が自然に埋まる形で設計してあります。

Fable 5はタスクが長く複雑なほど他モデルとの差が大きくなるモデルなので、指示の設計が良いほど性能差が素直に出ます。強いモデルほど、プロンプトの効き目も大きいということです。

貼る前の注意

プロンプトを貼る時に、秘密のキー、パスワード、顧客情報、決済情報は貼らないでください。議事録や社内資料を貼る時も、外に出せない固有名詞や数字が入っていないか一度見てから貼るのが安全です。

執筆プロンプト4選

ここからの3カテゴリは、コードを書かない人のためのプロンプトです。まずは文章の仕事から。

hashshでも、このブログの記事づくりは構成案→下書き→リライトの流れをこの型で回しています。第一稿までにかかる時間は、体感で半分以下になりました。

1. ブログ・note記事の構成案を作ってもらう

いつ使うか:記事を書きたいけれど、何をどの順番で書くかが決まっていない時。

なぜ効くか:いきなり本文を頼むと、誰向けでもない平均的な文章が出てきます。テーマ・読者・ゴールの3点を渡して構成案から始めると、書く前の段階で方向を直せます。本文の手戻りは、構成の手戻りの何倍も重いです。

ブログ記事の構成案を作ってください。

テーマ:
[何について書くか]

想定読者:
[誰に読んでほしいか。例: AIを仕事で使ったことがない個人事業主]

読後のゴール:
[読み終わった人にどうなってほしいか。例: 明日から自分でも試したくなる]

見出し案を順番に並べて、各見出しで書く内容を1〜2行ずつ添えてください。
本文はまだ書かないでください。構成を見てから次をお願いします。

2. 構成が決まったら下書きを書いてもらう

いつ使うか:構成案にOKを出した後、本文の第一稿がほしい時。

なぜ効くか:最大のコツは文体サンプルを渡すことです。サンプルなしだと、AIの標準文体(です・ます調の優等生文)になります。自分の過去の文章を2〜3段落貼るだけで、出てくる文章の「自分っぽさ」が全然違います。

この構成で記事の下書きを書いてください。

構成:
[OKを出した構成案を貼る]

文体のサンプル:
[自分が過去に書いた文章を2〜3段落そのまま貼る]

条件:
- サンプルの文体と口調に寄せてください
- 1段落は短めにしてください
- 事実か確認できていないことは、断定せずに[要確認]と印を付けてください

まず全体を書いてください。直したい箇所はあとで伝えます。

3. 自分の文章をリライトして整えてもらう

いつ使うか:一気に書いた下書きを、人に出せる形に整えたい時。メルマガやお知らせ文の最終調整にも。

なぜ効くか:「直して」とだけ頼むと、AIが全文を書き換えて自分の文章ではなくなります。残すもの(言い回し・例え・熱量)を先に指定すると、元の味を残したまま読みやすさだけが上がります。

この文章を読みやすくリライトしてください。

元の文章:
[自分の書いた文章を貼る]

条件:
- 私の言い回しや例えは、できるだけそのまま残してください
- 内容の追加や削除はしないでください
- 直すのは、誤字脱字、長すぎる文、意味が通りにくい箇所だけにしてください

直した箇所を、あとから一覧で教えてください。

4. 長い資料・議事録を要約してもらう

いつ使うか:長い会議メモ、資料、メールのやり取りを短時間で把握したい時。そのまま共有できるメモがほしい時。

なぜ効くか:ただ「要約して」だと、大事な決定事項と雑談が同じ重さで縮みます。「決まったこと・やること・持ち越し」の形を指定すると、読み返さなくていい共有メモが一発で出てきます。

この内容を要約してください。

元の文章:
[議事録や資料の文章を貼る]

まとめ方:
- 決まったこと
- やること(誰が・いつまでに、が分かる形で)
- 決まらずに持ち越したこと

この3つに分けて箇条書きにしてください。
元の文章にない情報は足さないでください。

調査・リサーチプロンプト4選

「調べて」とだけ頼むと、AIはそれっぽい答えを返してきます。怖いのは、間違っていても自信満々なことです。この4本は、調べる前の段取りから、調べた後の裏取りまで含めた型です。

5. テーマの比較調査(比較軸を先に出させる)

いつ使うか:ツールやサービス選びで迷っている時。人に「比較して選んで」と頼まれた時。

なぜ効くか:いきなり「比較表にして」と頼むと、AIが選んだ軸で表ができて、自分の関心(料金なのか、手間なのか)とズレます。軸の候補を先に出させて自分で選んでから表にする2段構えにすると、そのまま意思決定に使える表になります。

[比較したいテーマ。例: 個人事業主向けの会計ソフト]を比較したいです。

私の状況:
[使う人、予算感、重視したいこと]

まず、比較する時に見るべき軸の候補を7つほど挙げてください。
私がその中から軸を選ぶので、選んだ軸だけで比較表を作ってください。
表はまだ作らないでください。

6. 知らない分野の全体像を30分で掴む

いつ使うか:新しい分野の仕事を受けたり、知らないテーマを扱うことになった時。

なぜ効くか:知らない分野は「何が分からないかが分からない」のが一番つらい状態です。地図(全体像)→用語→勘違い→学ぶ順番、と出させると、迷いなく最初の30分を使えます。時間を区切るのもポイントで、AIが出す情報量もそれに合わせて絞られます。

[知りたい分野。例: ネット広告の運用]について、今日30分で全体像を掴みたいです。

私の今の知識:
[まったくの初心者 / 言葉は聞いたことがある など]

お願いしたいこと:
1. この分野の全体像を、大きな地図のように整理してください
2. 最初に覚えるべき用語を10個、1行説明付きで挙げてください
3. 初心者がやりがちな勘違いを3つ教えてください
4. このあと深掘りするなら、どの順番で学ぶべきか教えてください

専門用語には、必ず短い説明を添えてください。

7. 情報の裏取りをしてもらう

いつ使うか:AIの回答やネット記事の内容を、そのまま信じていいか不安な時。仕事の資料に使う前。

なぜ効くか:AIは、間違っていても自信満々に答えることがあります。公式サイトや発表元などの一次情報と突き合わせさせて、確認できなかった点を正直に白状させる形にすると、自分で確認するのは危ない箇所だけで済みます。ウェブ検索ができるAI(Claudeの検索機能やChatGPTの検索など)で使うのが前提です。

次の内容が正しいか、裏取りをしてください。

確認したい内容:
[AIの回答や記事の内容を貼る]

お願いしたいこと:
- 公式サイトや発表元など、一次情報と突き合わせて確認してください
- 確認できたことと、確認できなかったことをはっきり分けてください
- 確認できなかった箇所は「未確認」と正直に書いてください
- 情報が古くなっている可能性がある箇所も指摘してください

参照した情報源のURLも一緒に教えてください。

8. 集めた情報から傾向と示唆を出してもらう

いつ使うか:アンケート結果、売上メモ、投稿の反応など、データは手元にあるのに「で、どうすれば?」が出てこない時。

なぜ効くか:AIは要約は得意ですが、頼まないと「次の一手」までは踏み込みません。事実→傾向→提案の3段で頼むと、報告書の骨子がそのまま出てきます。事実と推測を分けさせるのが、信用できる示唆にするコツです。

集めた情報から、傾向と次の一手を整理してください。

情報:
[アンケート結果、数字、メモなどを貼る]

知りたいこと:
1. データから読み取れる事実(数字ベースで)
2. そこから見える傾向を3つ
3. 私が次にやるべきことの提案を、根拠付きで3つ

事実と推測は分けて書いてください。推測には「推測です」と添えてください。

生成・アイデア出しプロンプト4選

アイデア出しはAIの得意分野ですが、実用になるかどうかは「数・条件・絞り込み方」を指定するかどうかで段違いです。SNS・画像・動画・コピーの4パターンを用意しました。

使う前の前提

出てきた案はそのまま使うのではなく、良い2〜3本を自分の言葉に直すのが前提です。特にSNSは、投稿前に必ず自分の目で確認してください。投稿まで全部AIに任せる運用は、アカウントのリスクになるのでおすすめしません。

9. SNS投稿案を10本出してもらう

いつ使うか:投稿ネタが切れた時。投稿の型を増やしたい時。

なぜ効くか:媒体・文字数・トーンを指定しないと、どの媒体にも合わない中間的な文章が出てきます。「10本」と数を指定するのは、1本目の出来で判断せず「選べる状態」を作るためです。切り口違いを指定しないと、同じ話の言い換え10本が来ます。

SNSの投稿案を10本作ってください。

媒体:
[X / Instagram / Threads など]

テーマ:
[何について投稿したいか]

条件:
- 文字数は[例: 140字以内]
- トーンは[例: 丁寧すぎず、友達に話すくらい]
- 絵文字は[使う / 使わない]
- 宣伝っぽくなりすぎないこと

切り口が全部違う10本にしてください。同じ話の言い換えは不要です。

10. 画像生成用のプロンプトを作ってもらう

いつ使うか:画像生成AIに渡す指示文がうまく書けない時。ブログのアイキャッチやSNS用画像を作る前。

なぜ効くか:画像生成は、用途・スタイル・構図の3点が決まると一気に安定します。文章のAIに画像用プロンプトを作らせる2段構えにすると、英語の言い回しも構図の指定も任せられます。3案出させて、一番近いものを育てるのが早いです。

画像生成AIに渡すプロンプトを作ってください。

用途:
[何に使う画像か。例: ブログのアイキャッチ、SNS投稿の背景]

イメージ:
[被写体、雰囲気、色。例: 夜のオフィスでノートPCに向かう人、落ち着いた青系]

スタイル:
[写真風 / イラスト / 水彩 / 3D など]

構図:
[横長 / 正方形 / 被写体は右寄せで左に文字スペース など]

日本語の説明と、画像生成AIにそのまま貼れる英語プロンプトの両方をください。
パターン違いで3案お願いします。

11. YouTube・ショート動画の企画案を出してもらう

いつ使うか:動画のネタ出しをしたい時。撮る前に企画を固めたい時。

なぜ効くか:「企画案を出して」だけだと、ありきたりなテーマ一覧で終わります。視聴者と形式まで渡して、タイトル・サムネ文言・冒頭のつかみをセットで出させると、そのまま撮影準備に入れる粒度になります。

YouTube(またはショート動画)の企画案を5本作ってください。

チャンネルのテーマ:
[何を発信しているか]

視聴者:
[誰に見てほしいか]

動画の形式:
[長尺10分 / ショート60秒 など]

各案には、次の4点をセットで付けてください。
- タイトル案
- サムネイルに入れる短い文言
- 冒頭10秒のつかみのセリフ
- 大まかな構成(3〜5ブロック)

12. キャッチコピー・タイトル案を大量に出して絞り込む

いつ使うか:商品名、サービスの見出し、記事タイトル、イベント名などを決めたい時。

なぜ効くか:コピーは1案ずつ吟味するより、大量に出して比較する方が早く良いものに当たります。「20本→方向を選ぶ→その方向で深掘り」の2段絞り込みをプロンプトに組み込んでおくと、1往復目から「選ぶだけ」の状態になります。

キャッチコピーの案を20本出してください。

対象:
[商品名、サービス、記事タイトルなど]

伝えたいこと:
[一番の売り。読む人・お客さんが得すること]

避けたいこと:
[例: 大げさな表現、専門用語、誇大な約束]

20本は、切り口ごとに4〜5本ずつグループ分けして出してください。
私が良い方向を選ぶので、選んだ方向でさらに10本の深掘りをお願いします。
ここまでの確認
  • コードを書かない仕事(執筆・調査・生成)に使える12本を確認した
  • [ ]を日本語で埋めるだけで使えることが分かった

ここから先は、Claude Codeでコードや画面を触る人向けのカテゴリが続きます。開発をしない人は、この後の「実務での使い方」まで飛んでも大丈夫です。

エラー解消プロンプト4選

ここからは、Claude Codeでコードや画面を触る人向けのカテゴリです。中でもこれは一番使用頻度が高いカテゴリです。エラーが出た瞬間、ほとんどの人が「エラーを自分の言葉で要約して」AIに伝えます。実はこれが一番の遠回りです。

hashshでも以前はエラー文を要約して渡していて、原因の特定まで4〜5往復かかることがよくありました。全文をそのまま貼る形に変えてからは、ほとんどのケースが1〜2往復で終わっています。

13. エラー全文をそのまま貼る

いつ使うか:エラーメッセージが表示された時。まずこれです。

なぜ効くか:エラー文にはファイル名、行番号、原因の種類が全部入っています。要約すると、その手がかりが消えます。AIにとっては、あなたの説明よりエラー全文の方が何倍も雄弁です。

このエラーを直してください。

やろうとしたこと:
[何をしようとしていたか]

実行した操作:
[実行したコマンドや、押したボタン]

エラー全文:
[エラーメッセージをそのまま全部貼る]

原因の説明と、直すための手順をお願いします。

14. 期待した動きと実際の動きを並べる

いつ使うか:エラーは出ていないのに、動きが思っていたのと違う時。

なぜ効くか:「動かない」「おかしい」だけでは、AIは何と比べておかしいのかが分かりません。期待と実際を並べると、その差分だけを調べればよくなるので、原因特定が一気に速くなります。

動きが期待と違います。

期待した動き:
[こうなってほしい]

実際の動き:
[実際にはこうなる]

対象:
[ファイル名、画面名、URLなど]

期待と実際の差になっている原因を特定して、期待した動きになるように直してください。

15. 別アプローチを頼む+原因の仮説3つ

いつ使うか:同じ箇所を2〜3回直してもらっても解決しない時。

なぜ効くか:AIは一度選んだ方針に沿って直し続ける傾向があります。「仮説を3つ」と数を指定すると、今の方針の外側まで視野を強制的に広げられます。堂々巡りの脱出プロンプトです。

この問題が3回直しても解決していません。

問題:
[何が起きているか]

今までに試したこと:
- [試したこと1]
- [試したこと2]

同じ方法での修正は一旦やめてください。
まず、原因の仮説を3つ挙げてください。
そのうえで、可能性が高い仮説から順に、今までと違うアプローチを提案してください。

16. 全体を見直して優先度順に出してもらう

いつ使うか:あちこちに小さい問題があって、どこから手を付けるべきか分からない時。

なぜ効くか:「全部直して」と頼むと、AIの判断で修正が始まって収拾がつかなくなります。「一覧だけ出す。修正はまだしない」と分けることで、直す順番を自分で決められます。

[プロジェクト名やフォルダ名]の全体を見直してください。

気になっていること:
[動かない箇所、遅い箇所、不安な箇所]

問題になりそうな箇所を洗い出して、優先度順の一覧にしてください。
修正はまだしないでください。一覧を見てから、どれを直すか私が決めます。

機能追加プロンプト3選

「あの機能を付けたい」を頼むカテゴリです。機能追加の失敗は、ほぼ全部「場所と条件を伝えていない」ことが原因です。

17. 機能・場所・条件をセットで伝える

いつ使うか:新しい機能を追加してほしい時の基本形。

なぜ効くか:機能だけ伝えると、AIがどこに何をどう作るかを全部推測で埋めます。場所と条件まで指定すると、推測の余地が減り、既存の動きを壊すリスクも下がります。最後の1行が保険です。

機能を追加してください。

追加したい機能:
[何ができるようになるか]

追加する場所:
[ファイル名、画面名、ボタンの位置など]

条件:
[いつ動くか、誰が使うか、制限事項]

既存の動きは変えないでください。

18. UI変更はスマホ対応まで指定する

いつ使うか:画面の見た目やレイアウトを変えてほしい時。

なぜ効くか:AIはPC幅の画面を基準に作りがちです。実際のアクセスはスマホの方が多いのに、スマホ確認を頼み忘れて公開後に崩れているのが定番の失敗です。最初から指示に含めておけば防げます。

画面の見た目を変えてください。

対象の画面:
[ページ名やファイル名]

変えたい内容:
[どこを、どう変えるか]

スマホ(幅375px前後)でも崩れないようにしてください。
変更後に、PCとスマホ両方の見え方を確認して報告してください。

19. 大きくなったファイルの分割を頼む

いつ使うか:1つのファイルに機能を足し続けて、長く読みにくくなってきた時。

なぜ効くか:巨大なファイルは、AI自身も修正ミスをしやすくなります。分割の方針まで指定し、「同じ動きのまま」と釘を刺すことで、整理だけを安全にやってもらえます。

[ファイル名]が大きくなってきたので、分割してください。

分割の方針:
[機能ごと / 画面ごと / 共通処理を別ファイルへ など]

条件:
- 分割後も今とまったく同じ動きになること
- 分割前に対象ファイルをバックアップすること

分割が終わったら、どのファイルに何を移したか一覧で教えてください。

コード修正・改善プロンプト3選

すでに動いているものを、壊さずに良くするカテゴリです。合言葉は「範囲を区切る」です。

20. そこだけ直す

いつ使うか:直したい箇所がはっきり分かっている時。

なぜ効くか:範囲を区切らないと、AIが「ついでに」周辺も直してしまい、動いていた部分まで変わることがあります。「それ以外は変更しない」の1行が、一番安上がりな事故防止です。

[ファイル名]の[直したい箇所]だけを直してください。

直したい内容:
[具体的にどう変えるか]

それ以外の箇所は一切変更しないでください。
変更した行だけを教えてください。

21. シンプルにして、差分を説明してもらう

いつ使うか:動いてはいるけれど、コードが継ぎ足しで複雑になってきた時。

なぜ効くか:コードの整理(リファクタリング)は「動きは変えない」の指定が命です。差分説明まで頼むと、何が変わったかを自分の言葉で確認でき、ブラックボックス化を防げます。

[ファイル名]を、動きを変えずにもっとシンプルにしてください。

条件:
- 動作は今とまったく同じにする
- 読みやすさを優先する

書き換えたあとに、何をどう変えたのか差分を説明してください。

22. ボトルネックを特定してもらう

いつ使うか:アプリやページの動きが遅い時。

なぜ効くか:遅さの原因(ボトルネック)は大抵1〜2箇所に集中しています。手当たり次第に速くしようとするより、「特定→提案→修正」の順に分けた方が、変更が小さく済みます。

[アプリ名や処理名]の動作が遅いです。

遅いと感じる場面:
[いつ、どの操作で遅くなるか]

まず、一番のボトルネックがどこかを特定してください。
直す前に、原因と対策の候補を教えてください。修正はその後に相談します。

コードの確認・調査プロンプト3選

手を動かす前に「読む・調べる」を頼むカテゴリです。地味ですが、事故を一番減らすのはここです。

23. プロジェクト構成を説明してもらう

いつ使うか:人から引き継いだプロジェクトや、AIに作ってもらったまま中身を把握していないプロジェクトを触る前。

なぜ効くか:全体像を把握してから触ると、質問も指示も具体的になります。Fable 5は大量のファイルを読んで整理するのが得意なので、この使い方と相性抜群です。

このプロジェクトの構成を説明してください。

知りたいこと:
- 全体として何のためのプロジェクトか
- 主要なフォルダとファイルの役割
- どこから処理が始まるか

専門用語は最小限にして、箇条書きで整理してください。

24. ファイルの中身を理解する

いつ使うか:特定のファイルを変更する前に、まず何をしているのか知りたい時。

なぜ効くか:「1行ずつではなく、まとまりごとに」と頼むのがコツです。細かすぎる説明は読む気が失せます。役割・流れ・関係の3点に絞ると、変更前の理解として十分な粒度になります。

[ファイル名]が何をしているファイルか説明してください。

知りたいこと:
- このファイルの役割
- 主要な処理の流れ
- 他のどのファイルと関係しているか

コードを1行ずつではなく、まとまりごとに説明してください。

25. 変更の影響範囲を先に確認する

いつ使うか:共通で使われていそうなファイルや設定を変えたい時。

なぜ効くか:影響範囲を知らずに変更すると、一見関係ない画面が壊れます。「調査だけ。変更はまだしない」と明示すれば、リスクを知ったうえで進むかどうかを判断できます。

[変更したい内容]を変更した場合の影響範囲を教えてください。

確認してほしいこと:
- 影響が出るファイルの一覧
- 壊れる可能性がある機能
- 変更前にバックアップしておくべきファイル

調査だけしてください。変更はまだしないでください。

作業前の一言プロンプト6選

依頼文の最後に1行足すだけのカテゴリです。短いのに効果が大きく、勉強会でも一番「これ知りたかった」と言われた部分です。組み合わせて使えます。

26. 1つずつ確認しながら進めてもらう

いつ使うか:大事な変更や、初めて触る領域の作業を頼む時。

なぜ効くか:AIは頼んだ範囲を一気に進めようとします。確認ポイントを挟むことで、方向がズレた時に早い段階で止められます。

作業は1つずつ進めてください。
1つ終わるごとに何をしたか報告して、私の確認を待ってから次に進んでください。

27. 変更前にバックアップを取ってもらう

いつ使うか:既に動いているファイルを変更する時。毎回でもいいくらいです。

なぜ効くか:.bakという控えファイルが1つあるだけで、「失敗しても戻せる」状態になります。戻せる安心感があると、思い切った修正も頼みやすくなります。

変更する前に、対象のファイルを[ファイル名].bakという名前でバックアップしてください。
バックアップが終わってから作業を始めてください。

28. 説明はいらない、コードだけ欲しい

いつ使うか:やりたいことが明確で、長い解説が不要な時。

なぜ効くか:AIの丁寧な解説は、慣れてくると読み飛ばす部分になります。出力を絞ればやり取りが速くなり、トークン(処理量)の節約にもなります。

説明は最小限でいいので、コードだけ書いてください。

29. 動作確認までやってもらう

いつ使うか:Claude Codeに実装を頼む時。ほぼ毎回付けていい一言です。

なぜ効くか:「書いた」と「動いた」は別物です。動作確認まで含めて頼むと、AIが自分でエラーに気づいて直すところまで進んでくれます。

実装が終わったら、実際に動かして動作確認までしてください。
確認した結果も報告してください。

30. 日本語コメントを付けてもらう

いつ使うか:あとで自分が読み返すコードや、人に引き継ぐコードを作る時。

なぜ効くか:AIが書いたコードは、1週間後の自分には他人のコードです。日本語のコメントがあるだけで、どこを直せばいいか自力で見当を付けられるようになります。

コードには日本語のコメントを付けてください。
あとで見た時に、どこで何をしているか分かるようにしてください。

31. 作業のまとめを出してもらう

いつ使うか:その日の作業を終える時。セッションの締めの定型文です。

なぜ効くか:まとめを残しておくと、次回のセッションの最初に貼るだけで文脈を復元できます。長いプロジェクトほど効きます。

今日の作業はここまでにします。
やったこと、変更したファイル、残っている課題を箇条書きでまとめてください。

切り替えプロンプト3選

うまくいっていない流れを断ち切るカテゴリです。AIとの作業で一番もったいないのは、ダメな流れのまま粘り続けることです。

32. 別の方法を提案してもらう

いつ使うか:同じ修正の繰り返しになってきた時。3回直っていなければ切り替えのサインです。

なぜ効くか:「うまくいっていない」とはっきり伝えることで、AIが今の方針への固執をやめます。遠慮せずに言い切るのがポイントです。

その方法はうまくいっていないようです。
同じ修正を繰り返すのはやめて、まったく別の方法を提案してください。

33. 最初から作り直してもらう

いつ使うか:修正を重ねた結果、コードがつぎはぎだらけになった時。

なぜ効くか:直し続けたコードより、要件が分かった状態でゼロから書いたコードの方がきれいで安定することは珍しくありません。Fable 5は作り直しの速度が速いので、この判断がしやすくなりました。

[対象の機能やファイル]を最初から作り直してください。

今までのコードは参考程度でかまいません。
シンプルな構成で書き直して大丈夫です。
作り直す前に、今のファイルはバックアップしてください。

34. 状態を整理してもらう

いつ使うか:長い作業で、今どこまで終わっているのか自分でも分からなくなった時。

なぜ効くか:AIとの長いやり取りでは、人間側が迷子になります。現在地を一度書き出してもらうと、頭が整理されて次の一手が決めやすくなります。31番のまとめと合わせて使うと、セッションをまたいでも迷いません。

一度、状況を整理させてください。

- 今どこまで終わっているか
- 何が残っているか
- 今どこで詰まっているか

この3点を箇条書きでまとめてください。作業はその後で再開します。

Fable 5専用プロンプト4選

ここからは、Fable 5を使う人向けにhashshで作った追加パターンです。Fable 5は「長く複雑なタスクほど強い」「その分トークン消費が大きい」「安全機能が保守的」という個性があるので、それに合わせた頼み方をします。

Fable 5の性格をひととおり知っておきたい人は、シリーズのまとめ記事もどうぞ。

Claude Fable 5完全マスターガイドのヒーロー画像
Claude Fable 5完全マスターガイド Fable 5の解禁手順から料金、活用ワークフローまで、シリーズ全体を1本にまとめた総集編です。

35. 長大タスクの丸投げ設計(ゴール・制約・確認頻度を最初に固める)

いつ使うか:数時間かかりそうな大きい作業を、まとめてFable 5に任せたい時。

なぜ効くか:Fable 5は数百万トークンにわたって集中を維持できる長丁場向きのモデルです。ただし丸投げの成否は、最初にゴール・制約・確認頻度の3点を固めるかどうかで決まります。途中の判断ルールまで先に渡しておくと、放置している間の暴走を防げます。

実例

この記事を含むhashshのブログ記事の一斉改善では、この形でFable 5に11記事分の修正を1セッションで依頼しました。人間の確認は大きな区切りで2回だけ。以前なら記事ごとに指示を出し直していた作業です。

大きめのタスクをまとめてお願いします。

ゴール:
[最終的に何ができていればOKか。完成の判定基準まで書く]

制約:
[触ってはいけないファイル、守ってほしいルール、使う技術]

確認のタイミング:
[大きな区切りごとに報告して私の確認を待つ / 全部終わってから報告 のどちらか]

途中で判断に迷うことがあったら、勝手に決めずに選択肢を出して確認してください。
最後に、やったこと・変更したファイル・残った課題をまとめて報告してください。

36. 週間枠の節約(調査はSonnetに分ける)

いつ使うか:サブスクプランでFable 5を使っていて、週間利用枠を無駄にしたくない時。

なぜ効くか:Fable 5の利用は週間枠の「別枠ではなく内数」で、トークン消費も大きめです。一方、ファイルを読んで整理するだけの調査はSonnetでも十分こなせます。先にSonnetで調査だけ済ませ、実装だけFable 5に切り替える(Claude Codeなら/modelで切り替え)と、枠の減りがかなり違います。

まずSonnet側でこれを送ります。

今からやりたいことの下調べだけをお願いします。

やりたいこと:
[最終的にやりたいこと]

このセッションでは調査と整理だけしてください。実装はしないでください。

- 関係するファイルの一覧
- 修正が必要になりそうな箇所
- 作業の順番の案

この3点をまとめてください。実装は別のセッションで頼みます。

まとまった調査結果を、Fable 5に切り替えてから「この調査結果をもとに実装してください」と一緒に貼れば、Fable 5の消費は実装部分だけで済みます。

37. 誤フラグに当たった時の言い換え方

いつ使うか:普通の作業のつもりなのに、Fable 5の安全機能に止められた時。

なぜ効くか:Fable 5にはサイバー攻撃系のタスクをブロックする安全機能(セーフガード)があり、意図的に保守的に調整されています。誤検知はセッションの5%未満とされていますが、ログイン機能やセキュリティ強化など「守る側」の作業でも止まる報告があります。目的と対象が自分の管理するものだと明示して言い換えると、通ることが多いです。

先ほどのお願いが安全機能で止まったようなので、意図を補足します。

やりたいことは攻撃ではなく、自分が管理している[サービス名や環境]を守るための作業です。

目的:
[何のためにやるか。例: 自社サイトのログイン機能を安全にしたい]

対象:
[自分が管理しているサービス、自分の開発環境のファイル]

この前提で、同じ目的を達成できる方法を提案してください。

それでも止まる場合は、無理に言い換えを重ねるより、そのタスクだけOpus 4.8に切り替えるのが早いです。セキュリティ関連の作業はOpus 4.8の方がスムーズな場合がある、というのが現時点の正直なところです。

38. 大量ファイル一括処理の指示

いつ使うか:たくさんのファイルに同じ変更をかけたい時。記事の一括修正、画像ファイルの整理、命名ルールの統一など。

なぜ効くか:一括処理で一番怖いのは、ズレたルールのまま全ファイルに適用されることです。「1件だけやって見せて→OKなら残りも」という段取りをプロンプトに組み込むと、確認1回で安全に量をこなせます。Fable 5は件数が多くても精度が落ちにくいので、このパターンの主役です。

複数のファイルに、まとめて同じ変更をしてください。

対象:
[フォルダ名や対象ファイルの条件。例: blog配下の全記事のblog.md]

変更内容:
[全ファイル共通で行う変更]

進め方:
1. まず対象ファイルの一覧を出して、件数を教えてください
2. 最初の1ファイルだけ変更して、結果を見せてください
3. 私がOKを出したら、残りを同じルールで一括変更してください

最後に、変更したファイルの一覧を報告してください。
ここまでの確認
  • 自分の状況に近いプロンプトが、10カテゴリのどこにあるか分かった
  • [ ]を書き換えるだけで使える形になっていることを確認した

実際に貼ってみて思った結果にならない場合は、この下の「プロンプトが効かない時のエラー対処」へ進んでください。

Fable 5の料金と週間枠の注意点

プロンプト集を使い倒す前に、Fable 5のお金まわりだけ整理しておきます。

APIの料金は100万トークンあたり入力10ドル・出力50ドルです。Opus 4.8(入力5ドル・出力25ドル)のちょうど2倍、Sonnet 5(入力2ドル・出力10ドル)の5倍にあたります。試算すると、入力20万トークン+出力4万トークンのセッションで約4ドルです。

Fable 5 入力$10 / 出力$50。長く複雑なタスクの主役。消費は大きめ。
Opus 4.8 入力$5 / 出力$25。Fableの半額。セキュリティ関連はこちらがスムーズな場合も。
Sonnet 5 入力$2 / 出力$10。Fableの1/5。調査・整理・下書きはここで十分。

サブスクプラン(月20ドルのPro、月100ドル〜のMax、Team)では、2026年7月1日〜7月7日の期間限定で、週間利用枠の50%までFable 5を無料で使えるプロモーションが実施されています。7月8日以降はUsage Credits(従量クレジット)での利用になります。無料プランは対象外です。

一番の注意点

週間枠は「別枠ではなく内数」です。Fable 5を使った分だけ、他モデルで使える枠も減ります。だからこそ、36番の「調査はSonnetに分ける」プロンプトのような使い分けが効いてきます。

  • 調査・整理・下書き → Sonnet
  • 長くて複雑な実装・一括処理・丸投げ → Fable 5

この分担が、今のところ一番コスパの良い回し方です。料金や提供条件は変わる可能性があるので、最新は公式の料金ページで確認してください。

実務での使い方(執筆・SNS運用・リサーチ・経理・制作の18事例)

このプロンプト集は開発専用ではありません。hashshの周りで実際に回っている使い方を、執筆・SNS運用・リサーチ・経理・制作の5ジャンルで18個紹介します。番号は本文のプロンプト番号です。

執筆・発信での使い方

note記事の量産 1番の構成案→2番の下書きの流れをそのまま。文体サンプルを固定しておくと連載でもブレない。
議事録の共有メモ 4番の要約で「決まったこと・やること・持ち越し」に整形して、そのままチームに共有する。
メルマガ・お知らせ文の調整 3番のリライトで、自分の言い回しを残したまま誤字と読みにくさだけ直す。

SNS運用での使い方

SNS投稿案の量産 9番そのまま。媒体・文字数・トーンを自分のアカウント用に固定して、投稿ストックを作る。
投稿カレンダー作成 35番の丸投げ設計で1ヶ月分のカレンダー作成をゴール指定し、週ごとに確認を挟む。
YouTube台本作成 11番の動画企画でタイトルとサムネ文言まで固めてから、台本は2番の下書きの型で頼む。
ショート動画の構成案 11番の形式を[ショート60秒]に変えるだけ。出力を絞りたい時は28番の一言を足す。
バズ投稿の分析 8番の傾向と示唆で、伸びた投稿と伸びない投稿の差を数字ベースで出させる。

リサーチでの使い方

ツール選定の比較表 5番の比較調査で軸を自分で選んでから表にして、提案資料や社内共有にそのまま貼る。
新分野のキャッチアップ 6番のロードマップで全体像を掴んでから、大事な数字だけ7番の裏取りで確認する。
アンケートの振り返り 8番の傾向と示唆で、自由回答から次の施策の候補を根拠付きで出させる。

経理・事務での使い方

経理CSVの整理 38番の一括処理で「1ファイル目を見せて→OKなら全ファイル」の段取りのまま月次データを整形する。
月次レポート作成 31番の作業まとめを月次単位に広げて、売上・経費・所感の定型レポートを作らせる。
請求・入金チェック 14番の期待vs実際の型で「期待=請求一覧、実際=入金一覧」を並べて差分を洗い出す。
社内マニュアル作成 24番のファイル理解で既存手順書を読ませて、新人向けに書き直させる。

制作・開発での使い方

LP制作の修正指示 20番「そこだけ直す」でファーストビューだけ、ボタン文言だけ、と範囲を区切って直す。
ブログ記事の一括リライト 38番の一括処理そのまま。hashshのブログ11記事改善で実際に使った形です。
問い合わせ返信の下書き 26番「1つずつ確認」を付けて、返信文を1通ずつ確認しながら量産する。

どのジャンルでも共通するのは、プロンプトの[ ]を自分の業務の言葉に書き換えるだけでそのまま使えることです。コードという言葉をファイル、投稿、レポートに置き換えても、指示の骨格は同じです。

プロンプトが効かない時のエラー対処

プロンプト集を使っても思った結果にならない時は、だいたい次の4パターンのどれかです。症状から引いてください。

指示が曖昧で、毎回違うものが出てくる

症状: 同じような頼み方をしているのに、出てくる結果が毎回バラバラ。「そうじゃない」と直しの往復が増える。

原因: 「いい感じに」「うまく」など、AIが解釈に迷う言葉で頼んでいる。目的・状況・範囲のどれかが抜けている。

確認すること: 頼んだ文章に[ ]に相当する具体情報(ファイル名、画面名、条件)が入っているか。「何をもって完成か」を書いたか。

対処: この記事の該当プロンプトをコピーして、[ ]を全部埋めてから送り直す。完成の判定基準(〜と表示されたらOK、など)を1行足す。それでもズレる場合は、出てきた結果の「良い点」と「直したい1点」を伝えて寄せていく。

一度に頼みすぎて、途中で迷走する

症状: 大きい依頼をしたら、途中から頼んでいないことを始めたり、作業が中途半端なまま報告が来たりする。

原因: 1回の指示に複数の目的が混ざっている。確認ポイントを挟まずに長い作業を任せている。

確認すること: 依頼文に「〜して、あと〜も、ついでに〜」が入っていないか。確認のタイミングを指定したか。

対処: 依頼を「1目的=1依頼」に分割する。大きい作業は35番の丸投げ設計で、ゴール・制約・確認頻度を最初に固めて出し直す。進行中に気づいたら、26番「1つずつ確認しながら」を追加で送る。

長いセッションで、前の指示を忘れたような動きをする

症状: 最初に伝えたルール(日本語コメントを付ける、このファイルは触らない等)が、やり取りが長くなると守られなくなる。

原因: 会話が長くなり、AIが参照できる文脈(コンテキスト)の中で古い指示の存在感が薄れている。ルールを口頭で1回伝えただけで、作業のたびに思い出させていない。

確認すること: そのセッション、何時間・何往復続いているか。守ってほしいルールを最後に伝えたのはいつか。

対処: 34番の状態整理プロンプトで、現在地とルールを一度書き出させる。守ってほしいルールは、大事な依頼のたびに1行付け直す。区切りが良ければ31番でまとめを出させ、新しいセッションにまとめを貼って再開する。

修正を重ねるほど悪化して、収拾がつかない

症状: 直すたびに別の場所が壊れる。何が正解の状態だったかも分からなくなってきた。

原因: 壊れた状態の上に修正を重ねている。戻れる地点(バックアップ)を作らずに進めてきた。

確認すること: 最後に「ちゃんと動いていた」のはどの時点か。.bakファイルやバックアップが残っているか。

対処: いったん手を止めて、34番で状況を整理させる。バックアップが残っていれば、動いていた状態まで戻す。戻れない場合は、33番の作り直しプロンプトでゼロから再構築する。粘るより早いことが多いです。次からは、27番のバックアップ一言を変更のたびに付ける。

相談したい人へ

詰まった状態で粘り続けるのが、一番時間とやる気を失います。

プロンプトを試して詰まった人、自分の業務にどう当てはめればいいか迷った人は、公式LINEまでお問い合わせください。30分無料で面談したり、一緒に画面を見ながら作業したりすることも可能です。

よくある質問

このプロンプト集はFable 5以外でも使えますか?

使えます。この記事のプロンプト38本は、Claude Code上のSonnetやOpus、ChatGPTなど他のAIツールでもそのまま機能します。ただし35〜38番のFable 5専用パターンは、長大タスクへの強さや週間枠の仕様などFable 5の特性に合わせて作っているので、Fable 5で使った時に一番効果が出ます。

プログラミングをしない人にも使えますか?

使えます。この記事の38本のうち、前半の執筆・調査・生成の12本(1〜12番)は、記事の構成案づくり、リサーチ、SNS投稿案など、コードを一切書かない仕事のためのプロンプトです。残りのプロンプトも[ ]を日本語で埋めるだけの形で、コードを書く知識は前提にしていません。

Fable 5は無料で使えますか?

Fable 5は無料プランでは使えません。Pro(月20ドル)、Max、Teamプランが対象で、2026年7月1日〜7月7日は週間利用枠の50%まで無料で使えるプロモーション期間、7月8日以降はUsage Credits(従量クレジット)での利用になります。条件は変わる可能性があるので、最新は公式ページで確認してください。

プロンプトは長く書くほど効果がありますか?

プロンプトは長さより「目的・状況・範囲の3点が揃っているか」で決まります。長くても曖昧な文章より、短くても3点が具体的な指示の方が確実に効きます。この記事の作業前の一言(26〜31番)のように、1〜2行でも効果の大きいプロンプトはたくさんあります。

英語で書いた方が精度は上がりますか?

日本語で問題ありません。Fable 5もClaude Codeも日本語の指示を正確に理解します。無理に英語で書いて内容が曖昧になる方がマイナスです。それよりも、エラー文をそのまま貼る、ファイル名を正確に書くなど、情報の具体性を上げる方が精度に効きます。

Fable 5の安全機能に止められたらどうすればいいですか?

Fable 5の安全機能による誤検知はセッションの5%未満とされていますが、通常の作業でも起きることがあります。まず37番のプロンプトで「自分が管理する対象を守るための作業」だと目的と対象を明示して言い換えてください。それでも止まる場合は、そのタスクだけOpus 4.8に切り替えるのが現実的です。

週間利用枠を使い切らないコツはありますか?

週間枠を節約する一番のコツは、調査や整理をSonnetに任せて、Fable 5は長くて複雑な作業だけに使う分担です(36番のプロンプト参照)。Fable 5の利用は週間枠の内数なので、全部をFable 5でやると枠の減りが早くなります。28番の「コードだけ」で出力を絞るのも小さく効きます。

まとめ

Fable 5は、テスト済みのほぼ全ベンチマークで最高性能のモデルです。でも、モデルの性能は指示の質までは補ってくれません。

逆に言えば、指示の型さえ持っていれば、性能差はそのまま自分の成果の差になります。38本のプロンプトは、その型のスターターセットです。

今日やること
  • 今の自分の状況に一番近いプロンプトを1本コピーする(コードの作業なら13番のエラー全文貼り、コードを書かない人は1番の構成案づくりから)
  • [ ]を自分の言葉で埋めて、Claude Code(またはClaudeのチャット)に送ってみる
  • 効いたプロンプトを、自分の業務用に書き換えてメモに保存する

保存したプロンプトが増えてきたら、次はそれを「スキル」としてClaude Codeに覚えさせる段階です。毎回貼らなくても呼び出せるようになります。

Fable 5スキル化術(3サンプル法)のヒーロー画像
Fable 5スキル化術(3サンプル法) うまくいったプロンプトや作業の流れを、Claude Codeのスキルとして再利用できる形にする手順です。

最新のAI活用事例やアップデートはThreadsでも発信しています。記事を読むだけで終わらず、日々の使い方も追ってみてください。

更新履歴

  • 2026-07-03 執筆系・調査系・生成系プロンプト12本を追加(26本→38本)
  • 2026-07-02 記事公開